久しぶりの投稿です。(読んでくれてる人はおそらく一人ですが) 自分の修論にアップデートを加えたものが、arXivにアップロードされました。

論文: Babasaki, K., Sugasawa, S., McAlinn, K. and Takanashi, K. (2024). Ensemble doubly robust Bayesian inference via regression synthesis. (arXiv:2409.06288)

この論文では、 マクリン先生が作ったBayesian Predictive Synthesis (BPS)というアンサンブル手法を因果推論、特に平均因果効果(ATE)推定の文脈で拡張し、doubly robust Bayesian regression synthesis という手法を提案してます。 詳しくは論文を読んでもらえるとありがたいです。

この論文を読むうえでは以下の論文を読むことをお勧めします。

  • McAlinn, K. & West, M. (2019). Dynamic Bayesian Predictive Synthesis in Time Series Forecasting. (Journal of Econometrics 210: 155-169)
  • Sugasawa, S., McAlinn, K., Takanashi, K. and Airoldi, E. A. (2023). Bayesian causal synthesis for meta-inference on heterogeneous treatment effect. (arXiv:2304.07726)

この論文は慶應経済学研究科に設定されている計量経済学演習(マクリン先生)の授業を受けた際に書くことになりました。

マクリン先生は見た目によらずとても優しいので、ベイズ統計や因果推論に興味がある慶應の院生はぜひ履修してみてください。

論文指導をしてくださった菅澤先生、マクリン先生、高梨先生には大変お世話になりました。

感謝の意を表します!🙏🙏🙏